Living-KitchenのRENOVATION1:Problem

2024年
キッチンの使い勝手向上のため、今まで何度となく本格リフォームを検討してきましたが、頓挫していました。建売木造住宅購入後15年以上が経過し、各所にガタが来ていました。特に設置されていた従来型のI型のシステムキッチンにはトラブルが続いていたのです。
まずは、食器洗い乾燥機。45cmサイズの引き出しタイプの食洗機が付いていたのですが、数年前に水漏れで修理していました。私は元々の設計に問題があったと思うのですが、、、どうなのでしょうか。75cmサイズの引き出しの上に45cmサイズの引き出し式の食洗機と30cm幅の引き出しが設置されていました。食洗機の片側にしか重みを支える柱がないために支えきれずに少しずつ食洗機は沈んでフレームが歪んできていました。
トドメはIHコンロの電源が入らなくなってしまったことです。1年以上前から時々ご機嫌斜めになって入らなくなることがありましたが、なんとか使えていました。今度ばかりはうんともすんとも言わない。叩いてもダメ。しょうがないのでポータブルの一口コンロでしばらく凌いでいました。

キッチン以外ではトイレ。これまた水栓のワイヤーが切れたり、流れっぱなしになったり。何度か自己流で修理をして使っていました。ところがリモコンでトイレを流すとどうしても水栓がずれて水が流れっぱなしになってしまう。業者の方に見てもらうとこれは部品を変えないとダメだと言います。ところがなんと型が古く部材入手不可と!この時点でトイレを交換しなければならないと思ったのですが、業者の方曰く、『リモコンはやめて手動で流してください』と。ちょっと待て。うちのトイレには手動レバーはないぞと思っていたらタンクの脇の蓋を開けるとなんと小さなレバーが出てきたではありませんか。そんなことで、トイレな間に合わせで手動水栓で使用していたのでした。

そんなこんなでリフォームをすることになり、打ち合わせをしていたところエコキュートが水漏れをして大変なことになってしまいました。それ以前にもエコキュート水漏れは発生しており、ご近所さんからウチの裏から噴水が湧き出ていますよ!!と指摘されたり、水道メーターチェックのおばさんから今月の水道使用量が先月よりも多いので漏水してませんかなどと言われ、水漏れが発生していました。小さな漏水でお湯も出ていると気づきにくいものですね。その度ごとに業者の方に来ていただき修理をしていましたが同じ場所からの漏水ではないのでこの劣化は交換するしかないというレベルに陥っていました。エコキュートの買い換えには補助金もつくということだったので、リフォーム項目に入れていました。そのようなこともあり、今回の水漏れは休日だったにもかかわらず業者手配していただき何日も水が使えないという事態は回避できました。

最後の問題はうちが夏は熱く、冬は寒いことでした。築17年の我が家は普通の木造在来工法の建売住宅を購入したので家の根本的構造の問題なのですが、冷暖房にかかる光熱費が半端なくかかっていたことは今後生活していく上で大きな問題でした。エアコンの風が苦手なので入居する前に工事を入れて蓄熱暖房を導入していました。輻射熱で冬でも大変暖かいのですが、電気代がとてつもなくかかります。当時は東北電力も夜間電力の活用ということでキャペーンなども行っていたのですが、今では夜間優遇電気料金は廃止となり、蓄熱暖房器の撤去に補助金を出すほどに。なんだかなぁと思います。

コメント